Zoomとの向き合い方
『Zoomだけがポーカーじゃない』という記事でも書きましたが、僕はZoomで5年間負け続けました。
負け続けて気づいたZoomとの向き合い方について、今回はお話しします。
目次
Zoomは勝てない
Zoomには非常に高いレーキがかかっています。
僕のプレイ履歴を見ると、100ハンドあたり7.5BBのレーキをとられています。
ポーカーでは、100ハンドあたり5BB勝てばとても強いプレイヤーです。
そんなポーカーで-7.5BBのハンデを背負ってポーカーをしているのです。
勝てるわけがありません。
実際、zoomでブレイクイーブン程度の成績を残せるプレイヤーはそのステークスの上位15%程度だといわれています。
ほとんどのプレイヤーはレーキに負けます。
Zoomは修行
勝つことが目的なら別のゲームをプレイするべきです。
リングゲームなら弱いプレイヤーを狙い撃ちできるので、高いレーキに打ち勝つことができるでしょう。
Zoomをプレイする意味は修行以外ありません。
強くなりたいプレイヤーが己の力を試す場なのです。
勝ちたいと思ってZoomをプレイするのはやめましょう。
Zoomは負けると思ってプレイすべき
Zoomをプレイするときは長期的に負けると思ってプレイしましょう。
修行するためにお金を払ってプレイしているのです。
決して、勝てると思ってプレイしてはだめです。
勝てると思ってプレイすると、負けた時ティルトしてしまいます。
ティルトしたら負けるスパイラルに陥るばかりか、学びもありません。
Zoomをプレイする目的はポーカーの修行のためです。
勝つためではありません。
勝つことを目標にしない
ポーカー勉強中のプレイヤーがZoomをプレイすると100%長期的に負けます。
打てば打つほど分散が減って負けていくでしょう。
たまに勝つのはただの上振れです。
レーキに打ち勝っているわけではありません。
よってZoomでは勝てないので、勝つことを目標にするとモチベーションを維持できません。
勝てるようになるまで負け続けてモチベーションを維持できる人はほんの一部でしょう。
自分の成長をモチベーションにする
勝つことをモチベーションにすると長続きしないので、自分の成長をモチベーションにしましょう。
- セッション中にミスをしなかった
- 上手にエクスプロイトできた
- ティルトしかけたけど踏ん張った
などなど、収支以外の自分の成長をモチベーションにしましょう。
Zoomをプレイしている以上、収支は必ずマイナスになります。
まとめ
- Zoomは修行の場
- 負けると思ってプレイする。
- 勝つことをモチベーションにプレイしない。
- 自分の成長をモチベーションにする。
今回は以上です。
みなさんがZoomという過酷な世界で生き残ることを祈っています。