Hyper-Turboのコツ(バブル編1)(ポーカー)
こんにちは、せーやです。
この前書いたHyper-Turboのコツ第二回です。
今回はトーナメントで重要なバブルについて解説します。
普段トーナメントをプレイしない人はバブルをあまり意識したことがないでしょう。
しかし、トーナメントをプレイするうえでバブルはとても重要です。
この記事でバブルのコツを学んでトーナメントを生き残りましょう!
バブルとは
ポーカーのトーナメントでは特定の人数まで賞金がもらえます。
特定の人数に入らなければ賞金はもらえません。
あと1人飛べば賞金獲得が確定する場面をバブルと呼びます。
例えば、残り35人からインマネの場合、残り36人のときがバブルです。
飛んでしまった人は賞金獲得できず、残り全員は賞金獲得できます。
バブルを上手にプレイすることは賞金を獲得するためにとても重要です。
Hyper-Turboの場合ショートスタックのプレイヤーが大量にいるので、残り1人ではなくインマネまで残り10人ぐらいからバブルを意識したプレイをするとよいでしょう。
バブルでのコツ
自分がビッグスタックの場合、オールインしてショートスタックに圧をかける。
バブルになると、ショートスタックのプレイヤーは飛ぶことを避けようとします。
飛んでしまえば賞金を獲得できなくなるからです。
そこで自分がビッグスタックの場合、オールインでショートスタックに圧力をかけてスチールしてチップを稼ぎましょう。
実際の例を見てみます。
残り人数47人で44人からインマネが決まるトーナメントを想定します。
テーブルのスタック状況は以下の通りです。
LJ:20BB(hero)
HJ:15BB
CO:10BB
BTN:5BB
SB:7BB
BB:10BB
自分は20BB持ちのLJです。
まずはバブルを考慮しない場合のオールインレンジを見てみます。
25.7%オールインしています。
みなさんが普段オールインするレンジも大体これぐらいだと思います。
では次にバブルを考慮したLJのオールインレンジを見てみましょう。
59.6%オールインしています。
違いは一目瞭然です。
バブルを考慮すると、ビッグスタックのプレイヤーは通常よりオールインレンジを広くすることが正当化されます。
LJから63sやT7oをオールインしていいんです。
普段は考えることもなくフォールドしてしまうハンドでEVが稼げるんです。
63sやT7oでオールインするのは勇気がいりますが、覚悟を決めてオールインしましょう。
もしコールされても、25%程度の勝率は残っています。
さらにそこで負けてもまだ飛ばないのでインマネのチャンスは残っています。
心配する必要はありません!
この記事を読んでみなさんがインマネできることを祈っています。
今回はここまでです。