ポーカー攻略日記

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ADHD流レポート作成

こんにちは、せーやです。

知ってる方も多いと思いますが、機械系の大学院生やってます。

大学院ではあまり授業がなく、もっぱら研究をしています。

そんな僕にも、学部生だった時代がありました。

出席、レポート、テスト、卒業研究、あらゆる困難を乗り越えてどうにかこうにか卒業しました。

それぞれいろんな苦労があったのですが、今回はレポートに焦点を当ててお話したいと思います。

 

話の都合上、実際の出来事とは少し展開を変えています。

大筋は事実です。

 

目次

月曜日

朝イチ、機械設計の授業に出席していた。

正直朝イチの授業はやめてほしい。

眠すぎて授業内容が全然頭に入ってこない。

しかし、しっかり重要ポイントであるレポートの内容と提出期限だけは聞き逃さなかった。

 

レポート内容は工作機械についての考察。

提出期限は来週の授業開始時まで。

 

かなり時間がかかりそうなレポートだ。

二日ぐらいかかる予想。

1週間あるので楽勝で終わるだろう。

 

その時は楽勝ムードだった。

 

火曜日~木曜日

特筆するべきことはない。

授業を受けた後、家に帰って趣味のオンラインポーカーに励んだ。

 

金曜日

そろそろレポートを意識し始める。

自分でもよくわからないのだが、ADHDには目の前にやるべきことがあるとやる気が下がってしまう特性がある。

とてつもない重圧に負けて、授業をさぼって家で一日だらだらしていた。

特に理由もないのに授業をさぼっている自分に嫌気がさした。

 

病んだ。

 

土曜日

昼頃起きる。

やっぱりレポートに取り掛かるやる気がおきない。

2日かかりそうなレポートなので、今日始めないと終わりそうにない。

イムリミットぎりぎりだ。

病んだ身体を机に持っていき、パソコンを開きレポートに取り掛かろうとする。

 

「よし、やるぞ」と思った瞬間、友人からのLINE。

 

「今から、ポーカーやろうや。」

 

自問自答した。

「だめだ、今からポーカーやったら確実に徹夜、レポートが間に合わない。」

「でも、ポーカーやりたい。我慢できない。ポーカーやるぞ!」

 

お手本みたいな衝動が発動した。

日曜日

予想通り徹夜でポーカーをして朝帰り。

眠気マックスなので、夕方まで死んだように眠った。

夕方起きて昨日の自分を呪う。

いよいよ追いつめられた。

 

覚醒

 

ADHDは追いつめられると圧倒的集中力を発揮するのだ。

即座にレポートに取り掛かる。

みるみるうちにレポート用紙の紙面が埋まっていく。

しかし、もともと2日かかる予定のレポートだ。

集中したからってすぐ終わるわけじゃない。

 

必死にレポートを書いていると、空が明るくなってきた。

 

授業開始1時間前になった。

やっと終わりが見えてきた。

しかし、授業開始時間が迫ってくる。

授業開始5分前にどうにかこうにかクソレポート完成。

大学まで徒歩1分、大学に入ってから教室まで3分かかる。

ギリギリ間に合う。

30秒で支度して、大学まで走った。

息を切らしながら授業開始と同時に教室に駆け込んだ。

レポート提出成功。

 

終わり良ければすべてよし。

 

終わりに

今回はADHDの過集中にスポットを当てました。

ADHDはやるべきことをギリギリまで放っておく癖があり、ギリギリに追いつめられたら過集中で乗り切ります。

過集中による成功体験が残っているので、次のやるべきこともギリギリまで放っておきます。

そして、そんなやり方を続けているうちに限界がきて、過集中でも間に合わなくなります。