ADHDって結局どんな特性?
三日坊主の二日目です。
三日坊主すら完遂が怪しくなろうとは思いませんでした。
ですが、何とか書き上げたので結果オーライです。
最近は一般的に認知されてきているので、言葉自体を聞いたことがあるかたは多いでしょう。しかし、実際どのような特性なのかご存じないかたがほどんどだと思います。
実は私もADHDで、昔いろいろ悩んでいました。ですが、周りのADHDへの理解が深かったおかげで様々な配慮をいただき、今は悩むこともなく楽しく生活できています。
そこで、ADHDのことをご存じでないかたにADHDを知っていただくために今回記事を書くことにしました。少しでもADHDへの理解が深まればいいと思います。
ADHDとは?
注意欠陥多動性障害(ADHD:Attention deficit hyperactivity disorder)とは、不注意(集中力のなさ)、多動性(落ち着きのなさ)、衝動性(順番待ちができないなど)の3つの特性を中心とした発達障害のことを指します。また、注意欠如多動性障害と訳される場合もあります。
ADHDは7歳までに発症し、幼稚園や学校生活のさまざまな場面で、3つの特性から来る行動が確認されます。ADHDに関連した症状は短期間で消失するものではないため、学業や友人関係の構築に困難を覚えることがあります。
ADHDのかたには不注意、多動性、衝動性の3つの特性があります。それぞれの特性について説明します。
不注意
同じことを長時間続けることができません。ほかに興味があることがあるとすぐそっちに流されます。
多動性
じっとしていることができません。同じ体勢を長時間保つことが苦手です。
衝動性
先のことを考えるとやってはいけないことを、後先考えずやってしまいます。
これだけ聞くと普通の人にもありがちなことにみえます。
しかし、ADHDのかたは症状が原因で、日常生活に難しさを感じています。
私の症状を例に説明します。
私の症状
不注意
・人の話を長時間聞くことができない。
集中力が低いので、10分ぐらいしたら話が耳に入ってこなくなります。
・部屋の中でよく物をなくす。
物を置いた後すぐに別のことに気を取られるので、置いた場所を忘れてしまいます。
見つけた場所が自分のすぐそばだったということなんてざらにあります。
多動性
・座ってじっとできない
長時間同じ体勢でいることが苦手です。座って少し時間が経つと必ず貧乏ゆすりをしてしまいます。先ほどの不注意と合わさって、講義形式の授業を受けることはほぼ無理です。
衝動性
・相手の話を遮る
・周りをドン引きさせる行動をとる。
・話の流れに関係なく自分の話したい話をする。
言うべきではないのに我慢できず言ってしまいます。分かっていても我慢できないのです。もちろん人間関係はうまくいきません。
自分勝手な奴だと思われてしまいます。
まとめ
ADHDの症状は一見すると普通の人にも良くありそうな症状です。周りからは、サボっていて空気読めないやつのように見えます。
しかし、本人たちは深く悩んでいます。
この記事が周りにいるそういうかたに、歩み寄っていただくきっかけになれば、幸いです。